特定社会保険労務士 ふるかわ事務所 代表 古川武人

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新着情報

2018年05月15日(火)

「健康経営カンファレンス2018」開催

「健康経営」が現在重視されていますが、なぜ会社経営に「健康」が必要か?
次のような解説がありました。
労働者は会社のエンジンであり、「健康」は労働者のエネルギーである。
「健康」にコミットする会社の文化を作る必要がある。
なぜでしょう?
会社にとって労働者の健康不良による損失コストが無視できない規模になっているからです。
アメリカにおける先行調査によると、健康不良によるコストの内訳は、個人の医療コスト(医療費、薬剤費)が30%に対し、生産性の損失コストが70%とされています。
生産性損失コストにはアブセンテイーズムとプレゼンティーズムがありますが、最大のコストがプレゼンティーズムといわれます。
アブセンテイーズムは欠勤(短期障害、長期障害)によるコストで目に見えるものですが、プレゼンティーズムは出勤しているが何らかの疾患により業務遂行能力や労働生産性が低下している状態です。
健康問題によるプレゼンティーズムは、欠勤と比較してより大きな生産性に損失を引き起こし、特にホワイトカラー労働者や経営層、管理監督層は大きなプレゼンティーズムの損失が生じているとされています。
これが、今「健康経営」が重視される要因です。

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